性癖の備忘メモ

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アイドリッシュセブンというアイドルたちに再会した話

アイドリッシュセブン2ndライブ、REUNIONに両日参戦してきました。めちゃくちゃに最高だったファスライも超えるような最高に最高なライブでした!!

 

 

どう最高だったって、ファスライは王道なセトリでアイドリッシュセブンという作品の集大成みたいなライブだったなと今になると思うんですけど、セカライはタイトル通り、本当に「再会」のライブだったなと思いました。

ファスライでアンコールだったNATSUが一曲目という構成とか、

りばれ先輩のタイミングが分からないジャンプ、タマちゃんのレスポンス聞き取れないのにごはんを聞くコール、小野さんのフルネームを叫ぶ増田さんのような、「前もあったあった!」って思わせる演出やMCの数々もそうなんですけど、それだけじゃなくて。 

なんというか、生身の親しい人間に一年ぶりに再会したときみたいな、年月を感じたんですよね… 

 

アイドリッシュセブンという作品上の時間軸」という意味でも、願い→ミンタイの流れや中盤の台詞演出などからして、本編の進行に合わせて、ファスライよりも後のことなんだなってはっきりわかるわけですけど、多分それだけだったら「生身の親しい人間に再会したみたい」とはきっと思わなかった。

そう思ったのは、キャストさんの力がものすごく大きいと思います。

 

私はTRIGGER推しなのですぐTRIGGERの話になるんですけど

TRIGGERの三人って、感謝祭vol.1〜3とニコ生→ファスライ→感謝祭vol.4→セカライ、の順番で、どんどんお互いの絆を深めて、どんどんTRIGGERへの愛を深めてくれているような気がしませんか?私はします。

最初は(感謝祭では特に一人ずつの参加だったのもあって)澄ましたような感じもあったTRIGGERが、ファスライでは熱い格好いいパフォーマンスを三人で見せてくれて、その後の感謝祭では羽多野さんと佐藤さんがTRIGGER愛を爆発させてくれて、そしてセカライでは三人ともが感極まって涙が出てしまうほど思い入れてくれて。

もちろん声優さんだから、アイナナ以外のお仕事だってたくさんあるのに、この一年間、一年分だけ気持ちが私たちと一緒に進んでるんだって思った。

そんなキャストさんの想いの深まりが、現実の一年という時間の進みと、作品上の時間軸の進みとに合わさって、「アイドリッシュセブンのアイドルたちに、IDOLiSH7にTRIGGERにRe:valeに、一年ぶりに再会した!!」と強く心から思ったのです。

生身の人間に再会したら変わっているのは当たり前で、前と同じところを見つけたらそれだけで懐かしくて嬉しいけど、でもそれ以上に、会わない間に自分の気持ちにより近づいてくれてたら、会えなかった寂しかった時間が嘘だったみたいにもっともっと嬉しくなるように。その再会が本当に懐かしくて嬉しかった。

 

そして。

これがいわゆる「アイドリッシュセブンは実在した」ってやつだな…、と思っていたら、ライブ翌日からの池袋ジャックが「what's NON FICTION?」だったので、なんかもう運営さんは心読みかなんかなんですかね??

虚構の二次元の彼らと、現実の声優さんが合わさって、あの瞬間のアイドリッシュセブンはたしかにノンフィクションだったんだ……

 

 

ファスライから引き続き参戦の三グループの話ばっかりずっとしてますけど、圧倒的なパフォーマンスで雰囲気を塗り替えるZOOLが、本当に本当に素晴らしかった……

ついさっきまでTRIGGERを間違いなく推していたのに、名前を呼んでほしい、見てほしい彼らの気持ちがダイレクトに来て、二日目にZOOLの名前を叫んでいるときは間違いなくZOOLに熱狂している自分がいた。

そういう自分も、後半のオーバーラップでZOOLに歓声を上げてる自分も、もうアプリ本編でのZOOLに熱狂する世間やレッフェスの客そのものなんですよね…ZOOLに関してはとにかく「ZOOLが実在した」より「自分がアイドリッシュセブンアプリ中の人物(ファン)になった」感がすごくて。その瞬間が切り取られたように、ZOOLがステージに立ってる間、自分もさっきまでとは別の場所にいるみたいだった。what's NON FICTIONっていうかもう自分がフィクションでした。

ZOOL、間違いなく七瀬陸並みの訴求力、ある